寒さの厳しい季節になってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、長野県諏訪市で建築中の邸宅の上棟式に行ってまいりました。
近くには映画「テルマエロマエ」のロケ地があり、夏には諏訪湖の花火が観賞できるすてきな場所です。
お施主様は、以前弊社設計により、クリニックを建設されました。その設計力を高く評価して頂き、こ
のたび、マイホームの設計のご依頼も賜りました。90坪を超えるとても大きな家です。

以下は上棟式の様子です。


四方に塩、米を撒き、お神酒で清めます。3枚目は槌打の儀(つちうちのぎ)と言って、棟梁が「千歳
棟(せんざいとう)・万歳棟(まんざいとう)・永永棟(えいえいとう)」と声を発して棟木(むなぎ)
を打ち固める儀式です。これは、建築する建物が永久に安泰で、幸多く、かつ栄えあることを祈願する
ものです。

完成予想パース図
和の要素を取り入れた、とてもかっこいい外観に仕上がっています。
弊社一級建築士の橋戸が設計いたしました。
この建物は耐震等級3という、木造家屋でありながら非常に高度な耐震性能を有しております。また、
UA値(外皮平均熱貫流率)が、0.28で、札幌などの寒冷地を基準にした断熱性能を表す数値の中で
も極めて優秀な建物で、積雪が多く朝晩の冷え込みが厳しい地域でも、暖かく過ごせる高性能なお家
になっています。一般的な高性能と謳われている建物と比較しても驚異的な性能の建物を弊社、橋戸
設計士によって綿密な計算の上設計し、完成させました。

弊社設計士 橋戸

建築のお打ち合わせののち、お施主様のお母様とお孫様をお連れし松本まで足を運びました。
お母様に松本市内を案内していただき、また、ご厚意で手打ちそばの名店「こばやし」の天ざるを
いただきました。
すりおろし生わさびが蕎麦のうまみを引き立ててとても美味しかったです。

国宝 松本城です。風が無くきれいな「逆さ松本城」も見ることができました。
天守閣内部の階段はかなり傾斜が急で上るのに一苦労しました。その分天守閣最上階からの眺めは、
松本市を一望でき、遠くには、雪を頂いた北アルプスの山々が美しく見られました。