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京都国立博物館 特集展示とその後『 模倣 割高台茶碗 』

2023年9月17日

いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 

エス・バイ・エル和歌山  オリエントホームズ  の  三島  です。

 

2か月前になりますが京都旅行にいった折りに

 

『京都国立博物館』に行ってきました。

 

写真はレンガ造りが美しい『明治古都館』です。

 

 

 

 

 

 

 

この美しい『明治古都館』を設計したのは

 

迎賓館赤坂離宮の設計者でもある

 

片山東熊という建築家です。

 

彼は日本の近代建築に大きな影響を与えた

 

ジョサイア・コンドルの薫陶を受け、

 

ヨーロッパ各刻で宮廷建築のエッセンスを

 

学びました。残念ながらこの『明治古都館』は

 

耐震改修のために現在は休館中とのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が訪れたときは『平成知新館』で 特集展示

 

『茶の湯の道具 茶碗』が開催されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年に開館した『平成知新館』はニューヨーク近代美術館を

 

手掛けた谷口吉生の設計でこちらも美しい建物でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がこの特集展示『茶の湯の道具 茶碗』を

 

見に来た最大の理由は以前から興味があり

 

戦国時代から江戸初期にかけての武将で

 

豊臣秀吉・徳川家康の茶堂、徳川秀忠の

 

茶の湯の指南役で大名、茶人、芸術家で

 

あった   通称  古田織部  が所持と伝える

 

国の重要文化財に指定されている高麗茶碗

 

『割高台茶碗』を一目みたかったからでした。

 

この茶碗は鴻池家伝来によって知られたもので

 

異風を以て鳴る割高台の中でも、ことに豪宕の

 

作風において群を圧する茶碗でした。

 

割高台茶碗は豊臣秀吉の朝鮮出兵

 

(文禄・慶長の役)の折に織部がとり上げてから

 

とくに武将連のあいだでもてはやされました。

 

この古田織部が所持していたと伝わる割高茶碗は

 

特集展示の中でもひときわ異彩を放っておりました。

 

帰ってきてからもあの造形が忘れられず、

 

私が通っている陶芸教室でつくってみました。

 

それがこちらの茶碗です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

割高台茶碗の図録をみながらなので反対側が

 

見えなかったりで試行錯誤の連続でしたが

 

なんとか出来上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この茶碗は高台は四方から箆(ヘラ)を加えて

 

十字形に割れれており、さらにまん中を

 

十字の形にえぐび取ったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとか形にできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

『京都国立博物館』

〒605-0931

京都府京都市東山区茶屋町527

休館日  毎週月曜日

※ 月曜日が祝日・休日になる場合は、

開館し、翌火曜日が休館日となります。

開館時間 9:30~17:00  ( 入館は16:30まで )

観覧料  一般 700円 大学生 350円

※ 障害者手帳等をご提示の方とその介護者

1名は、観覧料が無料となります。

※ 学校の教育活動・総合学習などで、名品

ギャラリーに小学生・中学生・高校生を

引率する先生型は、無料となります。





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